こんにちは。
気仙沼の郷土料理「あざら」がナニコレ珍百景に登場します。
気仙沼には行ったことがなく全く知らない料理なのですが、臭いがすごいとか。
- あざら気仙沼郷土料理の作り方レシピ
- あざら気仙沼郷土料理の味
- あざら気仙沼郷土料理が食べれる店や通販お取り寄せ
などについてまとめてみました。
どんな料理で珍百景になるのかどうか気になりますが、どうぞお読みください。
気仙沼郷土料理「あざら」がナニコレ珍百景に登場!臭いがスゴい
5月10日放送の「ナニコレ珍百景」に宮城県気仙沼の郷土料理「あざら」が登場します。
この地域伝統の郷土料理「あざら」は白菜の漬物と酒粕、魚のあらで作る発酵料理で家庭の味なんだそうです。
そして、とにかくものすごい臭いがするということ!
臭いってどんな臭いなんでしょうね。
「鮒ずし」とか「くさや」もかなりの臭いですよね。
私は苦手ですが、好きな人もいます。
スウェーデンの塩漬けニシンが世界一臭いらしいです。
缶を開けるときには屋外で開けることという注意書きがついてると聞きました。
それに負けない臭いなのでしょうか?
トンデモない見た目だけど、めちゃくちゃ「腸」にいい発酵食品なんです#乳酸菌の日 #あざら #宮城https://t.co/IMoGZZp6ze
— TABI LABO (@tabilabo_news) October 23, 2017
あざら気仙沼郷土料理の作り方レシピは?臭い理由は発酵!ナニコレ珍百景
ナニコレ珍百景で紹介されるあざらという気仙沼の郷土料理、どんな料理なのか調べてみました。
「あざら」はメヌケという魚のあらと白菜の古漬けを酒粕と一緒に煮込んだもの。
もともとは旧正月に残り物を煮たことが始まりで、現在では一般家庭ではあまり作られていないそうです。
メヌケという名前の魚も初めて聞きましたが、メバルの仲間で釣り上げられた時に目が飛び出すので「目が抜ける」という意味で付いた名前です。
高級魚で美味しい魚のようです。
「あざら」はとにかく臭いがすごいけど、その臭い理由はどこからくるのかな?
では作り方レシピをご紹介。
- 1、白菜の古漬けを軽く絞り、食べやすく切って水で煮る。
- 2、蒸らしてからザルに上げて数回洗う。
- 3、流水で塩気を抜く。
- 4、鍋にメヌケのあらを煮て、しぼった白菜を入れ、水を足して煮る。
- 5、煮詰まってきたら酒粕を入れて、弱火で煮込む。
- 6、隠し味として各家庭の調味料を入れる。
隠し味は味噌、醤油、砂糖、酢、七味、にんにくなど。
そしてポイント、白菜の古漬けは白菜が酸っぱくなってきた頃のものを使います。
きっと臭い理由はこの漬物の発酵!!
発酵食品の臭いがプンプンしてきそうですね(^^)
このあざらという名前ですが、昔ここに住んでいた阿闍梨様(あじゃりさま)が作ったということで「あじゃり→あざり」になったという説や料理の仕方が荒々しいという意味の古語「あじゃら」から取ったという説があります。
あざら気仙沼郷土料理の味は酸っぱいけど美味しい?ナニコレ珍百景
ナニコレ珍百景に登場する気仙沼郷土料理のあざら、酸っぱいけれどクセになる味のようです!
独特の味わいは一度食べるとやみつきになるらしいのです。
地元気仙沼の「もったいない」という気持ちからできた料理。
残り物の白菜と魚のあらを最後まで美味しく食べきろうという味ですね。
白いご飯はもちろん、おつまみやお茶請けにもおすすめだとか。
そして、あざらは人に必要な5大栄養素が全部含まれていて、老化予防に効果があります。
乳酸菌が豊富、コラーゲンなどの良質なタンパク質、ビタミンたっぷりの栄養食なんです。
料理人が「料理の究極ってのはあざらだよ。」と言われたそうです。
魚のあら、発酵しきった白菜の古漬け、酒粕と出汁、これらの味が全て口中に広がり後を引く味。
食べてみたいような、でもちょっと尻込みするようなそんな気持ちです。
地域に根付いた伝統の料理ということで広く知られることは良いことですね。
あざら気仙沼郷土料理が食べれる店や通販お取り寄せは?ナニコレ珍百景
気仙沼郷土料理のあざらは家庭ではあまり作らなくなったようです。
ナニコレ珍百景ではお店で食べるのでしょうか。
興味のある人は通販でもお取り寄せできるのか、チェックしてみました。
購入できるお店はこちらでした。
「株式会社 斉吉商店」
気仙沼には食事ができる本店もあるようです。
またあざらを毎年作られている郷土料理のお店を発見しました。
「のんびり酒場ニコル」
宮城県産大市青葉区大町2-11-1
022-263-1628(予約優先)
気仙沼市では「気仙沼あざらグランプリ」というイベントが行われています。
市民や観光客があざらを試食して投票し、グランプリを選ぶというもの。
2013年が第1回で気仙沼さかなの駅が主催で地元の人気イベントになっています。
ナニコレ珍百景・気仙沼郷土料理あざらのまとめ
あざらは珍百景として認められるでしょうか?!
地元を盛り上げる郷土料理として、これからも多くの人が作り続けてほしいですね。
食べ物を大切にするという心も一緒に味わえるような美味しさなのかなと感じました。
ただ臭いというのが私には・・・苦手なのです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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